GIMP、写真に霧を入れる簡単な方法

ミロのビーナス、ところ変って洛中洛外図、腕がなかったり雲で隠れている部分があります。
ミロのビーナスは「腕がない」から見る人の想像をかきたて、見る人の感性を刺激します。洛中洛外図は一部を「雲で隠す」ことで絵の焦点を作者の見せたいもの、意図へと導きます。
一部を隠すことは全部が分かっているものより、見る人の想像力を呼び起こし見る人により深い趣を与える気がします。
ミロのビーナス洛中洛外図

GIMPでは簡単に写真に霧を入れることができます。以下2点はGIMPでの作成例です。
3-霧

2-霧

ここではGIMPメニューの「フィルター」を使った本当に簡単な、霧を作る方法を書いてみます。なお「レイヤーマスク」を使う霧作成の方法もありブログにも書きましたが、今回の方法がより簡単と思います。

【GIMPで霧を作る方法】
1.元絵となる写真を読み込み、メニューの「フィルター」→「下塗り」→「雲」→「Fog」と進む
1-霧

2.霧の詳細を設定
霧は「白」色だけでなくいろんな色の霧を作ることができます。
いつものように設定値は写真のサイズや絵柄により違うものとなります。いろいろ設定値を変えて試し、一番良いものを選びましょう(メニューの「編集」→「〇〇・・・もとに戻す」で前の状態に戻ります)。
ここで使っている写真は4000×3000サイズです。
霧の設定画面「python-fu-foggify」が開きますので、霧の模様の複雑さ、不透明、Fog color をクリックし、霧の色を選んで④⑤、「OK」
4-霧
ピンクの霧ができた
5-霧 6-霧

3.ハスの花の部分の霧を薄くして、花がはっきり見えるようにする。
a )レイヤーは「clouds」をクリック。ツールで「消しゴム」を選び、不透明度を10%程度とし、ブラシは一番ボケた円、サイズは十分大きくして(ここでは400)、花やつぼみなど霧を薄くするところをドラッグする(大まかに範囲をドラッグ)。
7-霧8-霧

b )不透明度を大きくしブラシを小さくしてより正確に花・つぼみなど霧を除く所をドラッグ
不透明度を20%にし、ブラシサイズを小さく(この例では250程度)少し正確にドラッグ。
10-霧
9-霧

c )不透明度を大きくしブラシを小さくして更に正確に花等をドラッグ、霧を除く
不透明度を50%にし、ブラシサイズを小さく(この例では150程度)
11-霧

d )不透明度を大きくしブラシを小さくして、細かく花の部分をドラッグ、霧を除く
不透明度を90%にし、ブラシサイズを小さく(この例では90程度)
13-霧レイヤー表示を切替えて、霧だけにしたりしながら霧の状態を確認してみる(不透明度100%、ブラシを更に小さくして花を細かくなぞり、花部分の霧を消す、あるいは花の一部に霧はかかったままに)
14-霧

完成
ハスの花IMG_4750

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