GIMP、光のゆらぐアニメーションの作成

GIMPではボランティア有志の作られた Script が多数あり、いろんな画像加工を楽しむことができます。
今回は、下図のような光のゆらぎを持つアニメーションを作ってみましょう。

画面全体がゆらぐアニメ鯉揺らぐ 光がゆらぐアニメシュトラウス

内容は以下の順序で書きます
1.ゆらぎ Script (Wave Tank )のダウンロードと組み込み
2.画面全体が動くアニメーションの作成
3.光のみゆらぐアニメーション作成

【ゆらぎアニメ Script のダウンロードと組み込み】
作業は Script ファイルのダウンロード、ダウンロードしたファイルをGIMPのスクリプトフォルダへ入れるだけです。
1.Script 名とダウンロード先
Script 名は「 Wave Tank 」。
以下のサイトからダウンロードしてください。ファイルは実行しないで保存しておきます。
http://gimpscripts.com/2013/05/wave-tank/
1-Wavetank

2.GIMPフォルダの格納
1)Scriptファイルを格納する場所
GIMPの Scripts フォルダの場所は簡単に知ることができます。
GIMPを開き、メニューの「編集」から「設定」。
開いた「GIMP 設定」画面で一番下の方にある「フォルダ」はクリックすると「ブラシ」「パターン」などツールの類の名前がみえます。
ここで「 Script 」を選ぶと、スクリプトの格納先フォルダの場所が表示されます。プログラムフォルダ内の場所と個人用のフォルダの2か所があります。複数の人がアカウントを別にしてパソコンを共用するのでなければ、GIMPのScript を共有するのでなければ、個人領域のGIMPフォルダが良いのではと思います。
2-Wavetank

2)ダウンロードした Script ファイルをGIMPのフォルダへ入れる
ダウンロードフォルダにある Script ファイルは zip ファイルなのでクリックしてクリックして、scmファイル に解凍してください。これを  gimp-2.8 フォルダ内にある Scripts フォルダへドラッグ&ドロップなどで入れれば完了です。3-Wavetank

3)Script 追加の確認
GIMPを起動して、メニューの「フィルタ」→「Will’s Script Pack」→「Wave Tank」を確認してください。4-Wavetank5-Wavetank

【画面全体が動くアニメーションを作成する】
ゆらがせる画像(大きすぎる画像だとアニメーションに適さないので長辺が1000 以下が良いと思います。GIMPで読み込み画像を640に縮小します)をGIMPで開き、Wave Tank を働かせればアニメができます。
1.Wave Tank の動作設定
GIMPで画像を開き、640程度に画像を縮小(メニューの「画像」→「画像の拡大縮小」)。
メニューの「フィルタ」から「Will’s Script Pack」→「Wave Tank」を選ぶと、「 Script-Fu: Wave Tank」画面が開く(GIMPの主画面の後ろになっていることもあります。見えないときはGIMP画面を小さくしてみてください)。
横方向のゆらぎ波と縦方向の波数の設定、フレーム数、ゆらぎの強さを設定(既定通りでも良いと思います)。画面全体を揺らがせるときは「 Use Displace Map 」にチェックを入れてください。
10-Wavetank

2.アニメーションが自動的にできる
「Script-Fu: Wave Tank」画面の「OK]をクリックすると(上図の)自動的にアニメーションが作成される。11-Wavetank

アニメーションの動作テストは「フィルタ」→「アニメーション」→「再生」と進むと、別ウィンドウで再生画像が開きます。
「再生」ボタンでアニメーションがスタートさせアニメーションを確認。再生ウィンドウは画面右上の「×」で消す。
12-Wavetank13-Wavetank

画面の端の動きが不自然であれば、悪い所を除くように四角で選択し、選択部分のみを切り取る。14-Wavetank17-Wavetank

3.GIF最適化、差分最適化を行う
アニメーションGIFファイルとして書き出す前に、GIF最適化、差分最適化を行う。
メニューの「ファイル」→「アニメーション」→「GIF最適化」
16-Wavetank

GIF最適化を実施した
20-Wavetank

差分最適化を行うと内容によってはファイル容量を減らせますが(各フレームで結合ができる所を自動判別してレイヤー結合をする)、今回の場合は差分最適化は意味がないと思います。21-Wavetank

完成
22-Wavetank

4.GIFファイル書き出し
メニューの「ファイル」から「名前を付けてエクスポート」
23-Wavetank

開いた「画像をエクスポート」画面で、ファイルの形式を「GIF画像」にし、保存場所を選び、ファイル名を付けて、「エクスポート」
18-Wavetank

GIF形式をアニメーションにして「エクスポート」
「画像をエクスポート:GIF形式」画面で、「アニメーションとしてエクスポート」にチェックを入れ、「エクスポート」
19-Wavetank 24-Wavetank

インターネットエクスプローラなどで開くとアニメーション画像となる
完成
サンタゆらぎ

 

 

 

 

 

 

【光のみゆらぐアニメーション作成】
1.ゆらぐ部分を選択
画像を読み込み、640程度に画像サイズを縮小。ゆらぐようにする部分を楕円形(四角でも、三角でも、、、)で選択(下図では選択境界線をぼかしているが、GIFアニメでは境界のぼけは機能しないので不要)
1-bara

2.ゆらぎ部分を新しいレイヤーとする
選択範囲をコピーして貼り付け、レイヤーとする。
2-bara

レイヤー名を「花」とする
3-bara

後で背景部分を使うので、このファイルをGIMP形式で保存(ここではデスクトップに)4-bara

3.花レイヤーのレイヤーサイズを「キャンバス」サイズとする
背景レイヤーを除去し(背景レイヤーを選択、メニューの「レイヤー」→「レイヤーの削除」)。
「花」レイヤーを選び、メニュー「レイヤー」→「レイヤーをキャンバスに合わせる」。6-bara

4.花レイヤーでゆらぎアニメを作る
メニューから「フィルタ」→「Will’s Script Pack 」→「Wave Tank」。
「Script-Fu: Wave Tank」画面でゆらぎの設定を行う。既定通りで良いが「 Use Displace Map 」のチェックは外す。
5-bara

アニメーションができた
16-bara17-bara

5.背景を追加する
1)デスクトップに書きだした背景のあるXCFファイルを読み込み、背景レイヤーをコピーする
9-bara

2)アニメーションに背景を貼り付ける
作成されたアニメーションファイルを選び、背景を貼り付け、レイヤー化する
10-bara11-bara

3)貼り付けたレイヤーの名前を「 base(conbine) 」とする。
レイヤー名は何でも良いが「 (conbine) 」はアニメーションを結合するという意味を持っているので必ずつける
12-bara

4)「 base(conbine) 」レイヤーを一番下に移動する
13-bara

5)再生して動作を確認
14-baraバラのゆらぎ

6.GIF最適化と差分最適化を行う
15-bara

7.GIFアニメーションファイルとして書き出し
既に前半に記載済み省略
完成

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