GIMP、ラテアートを作る。そしてラテアートが揺らぐアニメにする

GIMPでラテアートを作りましょう。そしてできたラテアートを揺れ動くアニメーションへ加工してみましょう。

ラテ元-10 完成2015-3

GIF画像は「インデックスカラーモード」に対応するようで、GIMPでの再生アニメーションを見た場合と異なり、微妙なグラデーションは再現されないようです(カップ内側の白に模様が出ている)。

【ラテアートを作る】
(サンプル画像、カップパンダはここからダウンロードできます)
記述の内容と順序は以下の通りです
1.ラテアートを作るための範囲を作成する
2.その作成範囲を元にラテアートを作る

1.見える範囲など各画像範囲をパスとして保存
作成する画像範囲は①カップを真上から見た時のコーヒー液面、②コーヒー液面をパップを写した角度で見た時の形状(楕円)、③コーヒーの見える範囲、④カップの口の4種類です。

1-rate

 

1)真上から見た液面範囲を作成
カップの口から84Px 内側の正円を選択し、パスに保存。パス名を「円」とする3-rate
4-rate6-rate

2)今の角度で見える液面の範囲を作成(一部はカップの縁に隠れるが全体を作成)
カップの口の長径と短径の比率に合わせ、液面の形(上記「円」)を変形し、「液面」としてパスに保存する。
長径と短径の比率を求める
2-rate

パスの「円」を選択範囲とする。新規に透明レイヤーを作り、着色。長径と短径の比率から短径のサイズを計算し、短径の幅でガイド線を入れる
10-rate11-rate

ツールボックスの「拡大・縮小」を使い、短径をガイド線に合わせる。この図形を選択し、「液面」としてパスに保存
12-rate14-rate

3)カップの口をパスに登録する
ツールボックスの「色域選択」でカップの口を選択して行く
25-rate

ツールオプションで「選択範囲を加える」として、順次選択範囲を拡げる26-rate

クイックマスクモードで選択範囲を修正する
20-rate21-rate

カップの口をパスに保存
22-rate

4)本当に見えている液面範囲を作成(カップの縁に隠れている所は除く)
上記3)のカップの口を選択範囲とする
24-rate

斜めから見た液面、2)で作成したパスを、右クリックし表示されたドロップダウンメニューから「選択範囲との交わり」をクリック
30-rate

作成された選択範囲を、実際に見える範囲を「コーヒー」としてパスに保存
31-rate

2.ラテアート作成
1)カップにパンダの映像を重ねる
上記で作成したカップの画像に「パンダ」画像をレイヤーとして読み込む1-作成2-作成

2)パンダ映像を円の大きさに合わせる
パスの円を選択範囲とする。
ツールの「拡大・縮小」と「移動」を使いパンダ画像を選択範囲内に合わせる
3-作成4-作成

3)縁取りを付ける
メニュー「編集」→「選択範囲の境界線を描く」。
開いた設定画面で30~40Px 程度の実線で境界線を描く
6-作成

4)画像に拡散ノイズを付ける
メニューから「フィルタ」→「ノイズ」→「拡散」と進み、開いた「拡散」画面で拡散量を設定する8-作成

5)コーヒーの模様を作る
新しい透明なレイヤーを追加しレイヤー名を「コーヒー」。選択範囲は「円」のまま
コーヒーレイヤーを選択して、メニューの「フィルタ」→「下塗り」→「雲」→「ソリッドノイズ」とし、開いた「ソリッドノイズ」画面で、ソリッド模様を設定し「OK」
5-作成

色を付けるメニューの「色」→「着色」と進み、着色画面でそれらしく色を付ける。
9-作成10-作成

6)パンダとコーヒーを一体化する
「パンダ」レイヤー(画面では変形となっている)のモードを「オーバーレイ」にする11-作成

「パンダ」レイヤーを右クリックし、表示されたドロップダウンメニューから「下のレイヤーと結合」をクリック。
レイヤーが一体化された(「コーヒー」)
12-作成13-作成

7)画像を実際に見える形に変形
7-1)パスの液面から選択範囲を作る
14-作成

7-2)選択範囲をチャンネルに保存
メニュー「選択」→「チャンネルに保存」としてチャンネルマスクを作る。
そして「選択マスク コピー」を表示する。選択は解除する
15-作成

7-3)ツールの「拡大・縮小」と「移動」を使い、選択マスクの形にパンダ画像を合わせる
16-作成

合わせたら、チャンネルマスクは外す(見えなくする)
17-作成18-作成

8)カップの縁を活かす(縁で見えない部分を隠す)
パスの「コーヒー」を選択範囲とする。
19-作成

選択範囲を反転する
20-作成

「カップ」レイヤーにて、メニューの「編集」から「コピー」、「編集」→「貼り付け」として、
「コーヒー」を除いたカップ画像をレイヤーとし、フォローティングをレイヤーとすれば完成
21-作成

レイヤー名は「縁」と名前を付ける。ラテアートが完成。
22-作成23-完成


【ラテアートをアニメーションにする】
アニメーションには「 Wave Tank 」というスクリプト( Script )を使います。
メニューの「フィルター」に「 Wave Tank 」がない方はScriptの導入が必要です。
「 Wave Tank 」の導入は、既に書いたブログ記事「GIMP、光のゆらぎアニメーション」をご覧ください。
1.ラテアート画面を縮小して保存する
アニメーション用に画面を長辺480Px に縮小しましょう。そしてデスクトップなど適当な所へ保存してください(後で使用しますので、必ず保存のこと)
29-アニメ

1-アニメ

2.「コーヒー」レイヤーから縁の影部分を除く
パスの「コーヒー」を選択範囲とし、「コーヒー」レイヤからコピー・貼り付けで縁で見えない部分を除いた画像を作る
10-アニメ

11-アニメ

新しくできたレイヤーを「アニメコーヒー」とする。元の「コーヒー」レイヤーは除去する
12-アニメ

3.「アニメコーヒー」レイヤーのレイヤーサイズをキャンバスに合わせる
メニューの「レイヤー」から「レイヤーをキャンバスに合わせる」をクリック
13-アニメ

4.Wave Tank でコーヒーの揺れるアニメを作る
メニューの「フィルタ」→「Will’s Script pack 」→「Wave Tank」と進み、開いた設定画面で揺れを設定14-アニメ

アニメ-ションができた
50-アニメ

5.アニメーションにカップを入れる
最初に画面を縮小して保存したGIMPファイルを開く。そして「カップ」レイヤーをコピーし上記のアニメ画面にコピーする
20-アニメ

貼り付け
21-アニメ

カップが表示された
22-アニメ

貼り付けたカップのレイヤーを一番下に移動する
23-アニメ

Frame #0 と貼り付けたカップのレイヤーを統合する
24-アニメ

25-アニメ

6.アニメーションを動かせてみる
メニューの「フィルタ」→「アニメーション」→「再生」。確認したらアニメーション画面は消す
26-アニメ

7.GIF最適化を行う
27-アニメ

28-アニメ

8.GIFアニメ-ションとして、ファイルをエクスポート
完成
完成2015-3

カテゴリー: GIMP タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中