GIMP、写真の傾きやひずみを補正する

私が写した写真は後で見ると水平の傾きが気になったり、垂直に立っているはずのものが傾いているなどという失敗が時々あります。またビルなどを写すとレンズの特性上高い所が窄まって見えます。その他レンズの性能により周辺部はタルや糸巻き状にひずみます。
法隆寺  法隆寺完成

このブログでは傾きの補正(回転)と上の五重塔(左)を真っすぐに見える(右)ようにする補正(遠近法)を行ってみます。

「傾きの補正」
(傾きの補正は Windows Live フォトギャラリーでも出来るのでGIMPより軽いWindows Live フォトギャラリーで行う方が速いと思います)

1.傾きの角度を測る
ツールボックスの「定規」で傾きの角度が測れます。
写真の例では水道栓の角をの傾きを測りました。ステイタスバーに測った長さだけでなく角度が表示されます。87.26°(傾きは2.74°)。
1-傾き

2.画像を回転させ、垂直を合わせる
メニューの「ツール」→「変形ツール」→「回転」として、表示された「回転」画面で「 ー2.73 」と入力し「回転」をクリック
2-傾き3-傾き

3.垂直を確認、トリミング
画像の回転により空白の部分ができるので、空白がないように矩形で選択。メニューの「画像」→「選択範囲で切り抜き」でトリミングする
4-傾き5-傾き
6-傾き


「傾いて見える五重塔を真っすぐにする」

単焦点レンズで大きいものを写すとひずみます。あまり極端な場合は少し傾きを修正すると見易くなります。
10-法隆寺

1.グリッド線を表示
グリッド線を表示すると傾きの程度がわかると同時に、補正時に補正結果が分かり易いです。メニューの「表示」→「グリッドの表示」をクリックして、グリッド線を表示
61-法隆寺完成

2.画像の範囲を拡大
先の回転での補正でも見たように、画像を歪めると当初の画像範囲からが飛び出したり、空白となる部分が発生します。予め画像範囲を拡げておき、できるだけ画像が損なわれないようにします。先ずレイヤーを二回り程度大きくし、キャンバス範囲はレイヤーに合わせて、画像範囲を拡げておきます。
メニューの「レイヤー」→「レイヤーサイズの変更」と進み、「レイヤーサイズ変更」画面を開く。
幅と高さの変更を連動させ(鎖)、幅か高さ、どちらか一方のサイズを変更して(ここでは幅を4896から6000とした)、「中央」をクリックし、「サイズ変更」
50-法隆寺51-法隆寺

次に、画像が描かれるキャンバスのサイズをレイヤーに合わせる
52-法隆寺

3.遠近法で補正
五重塔の傾きは「ツール」の「遠近法」を使います。「遠近法」を選ぶと「遠近法」画面が表示され、画面には白い縦横の線が表示されます(この線のゆがみで補正量が推測せきます)。
後はひずみを補正したい場所付近をクリックし、補正する方向にドラッグしてください。一般的に過補正より、やや足りないくらいにする方が良く見えます(無理をして補正しているので100%は目指さない方が良いと思います)。補正が終わったら「遠近法」画面の「変更」をクリックして完了。53-法隆寺

4.画像範囲でトリミング
方法は「傾き補正」と同じ、省略。
ただトリミング範囲に塔の先端を入れたかったので、画面左上に画像のない部分ができるトリミングをしました。
54-法隆寺56-法隆寺

5.青空を作る
ツールの「スタンプで描画」を使い、空白部近傍の空で、空白の部分に空を描く
57-法隆寺

58-法隆寺

60-法隆寺完成

カテゴリー: GIMP, 写真 タグ: , , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中