Scratch、プログラムを作ってみよう

前回のブログでScratch の登録をやってみましましたので、続いてプログラムを作成してみましょう。
最初に Scratch の道具である「スクリプト」「コスチューム」「背景」「音源」について簡単に説明した後、実際のプログラムを作成しています。

1.プログラム作成(スクリプト)
Scratch では、プログラムはスクリプトと呼ばれます。スクリプトはスクリプトブロックという簡単な命令ごとの断片(ブロック)を積み重ねて作ります。
つまりスクリプトエリア(ブロックパレット)にある各ブロックが命令です。ブロックはたくさんあるので種類ごとにカテゴリに分類されています。
100-スクリプト

ではプログラムの第一歩として、舞台(ステージ)にいる猫を20歩動かして、「ニャー」と鳴かせてみましょう。
スクリプトの種類は「動き」とし、「10歩動かす」ブロックを右のスクリプトエリアへドラッグします。スクリプトエリアで「10歩動かす」の数字(10)の部分をクリックして反転させ、「20」と入力する、これで20歩動く命令となります。
101-スクリプト

「20歩動かす」ブロックをクリックしてみましょう。舞台(ステージ)の猫が20歩動きます。
102-スクリプト

20歩 歩いたあと「ニャー」と鳴かせるには、20歩動くの後に「ニャーと鳴く」ブロックをくっ付ければ良いのです。
鳴き声などは「音」のカテゴリーにありますので、カテゴリーを「音」にして、その中からブロックを選んでスクリプトエリアへドラッグして、「10歩動かす」の下にくっつけるだけです。ブロックの形が同じなのでくっ付きます。
103-スクリプト

スクリプトのカテゴリー(種別)は10に分けらており、それぞれに沢山のスクリプトブロックがあります。
2-スクリプトブロック

2.ステージ(舞台)
ステージはスクリプトの動作出力の場です。ステージではスクリプトに基づいてスプライト(登場者)達が動き廻ったり音を出します。ステージの大きさは、横が±240歩、縦が±180歩です。
1-ステージ
ではステージ(舞台)背景の作成を行ってみます。ステージの下のスプライトの左隣の狭い部分をクリックしてステージ設定を行います。「スクリプト」タブの隣の「コステューム」タブが「背景」タブに変わります。
111-ステージ110-ステージ

「背景」タブを開くと背景の追加・作成・修正などができます。
背景(ステージ)は自分で描くことも、Scratch のライブラリーや自分のPCから適当な画像を読み込むことできます。
Scratch のライブラリーをクリックすると、Scratch が用意した背景が利用できます。112-ステージ

読み込んだ背景(ステージ)に太陽を書き込んでみました。
113-ステージ 114-ステージ

3.コスチュームを追加・削除したり、衣装を修整する
ステージ下のスプライトのコステューム(役者)をクリックすると、スクリプトの右隣のタブは「コスチューム」となります。
コスチュームも背景と同じく、ライブラリーや自分のパソコンから追加したり、修整することができます。
120-コスチューム

日傘を持たせたり、目の色を変えるなども画面右の作画エリアで加工ができます。4-コスチューム

コスチュームライブラリーを開いてみました。
121-コスチューム

4.音
効果音は既定では猫の鳴き声だけですが、ライブラリーやPCから追加したり、マイクを使って録音して使うこともできます。「音」タブから追加します。
5-音

音のライブラリーを開いてみました。
画像と違い見えないので「▶」をクリックし再生して音を確認する
130-音

5.実際のスクリプト作成
先ずは「習うより慣れろ」です。なお「プログラムは思ったようには動きません。作った通りに動きます」思ったように動かなかったら、なぜダメか考えて修整しましょう。

以下の動画がここで作成したスクリプト(プログラム)です。douga

作成するプログラムの内容は以下に列記します

①役者(スプライト)をステージの左端に移動させ、
②1回20歩ずつ右方向に移動させる、20歩ごとにドラムを鳴らす。
③移動を繰り返す。
④右端に到着したら、縦上方向に10歩移動。
⑤ペンを緑色に変える。ニャーと鳴き、役者が代わり、反転して引き返す。
⑥画面中央まで引き返したら止まり、
⑦「OKですか」と役者が云う
⑧「はい」と答えるとステージ(背景)を白一色にする
⑨終了

1)役者(スプライト)をステージの左端に移動させる
基本部分に合わせて初期設定を行ってます。初期設定は、どんな状況からでもプログラムが確実に動くように設定します。
初期設定では、先ずペンで書かれたものを消し、ペンを上げてペンで描けないないようにします。次にスプライト(役者)が舞台に表示できるようにし、舞台を「 blue sky 」に切替える。(役者の立ち位置を画面左端で縦方向は真ん中として、右向き向かせる)。ペンの色を「赤」にしてペンを下げ、40歩移動させています。なお40歩動かしたのは、役者が端に接触しないようにするためです。
300-動かす

2)1回20歩ずつ右方向に移動させる、20歩ごとにドラムを鳴らす
この部分はごく1部分なので、まだくっつけられません。
301-動かす

3)移動を繰り返す
どこまで動くかわからないので、繰り返し条件は決められない
302-動かす

4)右端に到着したら、縦上方向に10歩移動
303-動かす

5)ペンを緑色に変える。ニャーと鳴き、役者が代わり、反転して引き返す
305-動かす

6)画面中央まで引き返したら止まる
画面中央は「X=0」だが、動かす歩数によって「0」を飛び越してしまい、必ずしも0となることがないことも予想されるので、「X<0」として必ず中央付近で止まるようにした。
306-動かす

7)「OKですか」と役者が云う
307-動かす

8)「はい」と答えるとステージ(背景)を白一色にする308-動かす

9)終了
スタートイベントを付け、スクリプトを止める
309-動かす

以上のようなスクリプト(プログラム)を作るには、よく知られているように、処理の流れに沿ってフローチャートを作るのが基本です。しかし子供の頃から Scratch のようなプログラミング言語に親しんでおれば、赤ん坊が自然に言葉を覚えるようにフローチャートの助けを借りずにプログラミングができるようになるのかも知れません(もちろん、フローチャートは自分以外の人にプログラム内容を理解してもらうためには必要と思います)。
6.タイトルを付ける
作成したスクリプトにはふさわしいタイトル(名前)を付けましょう
310-動かす

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