Hugin(ハグイン)で遠近間のゆがみを修整する

高いビルディング等を写すと建物上部が内側に縮小して写ります。遠近感のゆがみで当たり前のことですが、時として不自然に見えることもあります。
この遠近間のゆがみはGIMPなどレタッチソフトで補正できますが、Hugin(ハグイン)でもコントロール線を使うときれいに修整できます。下図の大分市役所の写真はHugin(ハグイン)での修整例です。
(修正後)               (元絵)
IMG_1025 - IMG_1025 IMG_1025

本来、コントロール線はコントロールポイントに追加して、きれいなパノラマ画像を作成するものですか、上右図のようなゆがんだ1枚写真を正対した感じに修整するためにも使えます。

遠近ゆがみを補正する

1.元画像を読み込み、パノラマエディターを表示する
 (Hugin がSimple モードの場合)
画像読み込みはドラッグ&ドロップで行うほか、「画像を登録」からも行えます。そしてメニューの「表示」から「Panorama editor 」をクリック、パノラマエディターを表示します。
1-登録 2-editor起動

パノラマエディターが表示されたら、「Photos」タブで登録されている写真をクリックして選択。
3-editor起動

2.コントロール線を設定
パノラマエディターの「コントロールポイント」タブを開くと、同じ画像が画像エリアの左右に表示されています。
4-controlpoint

左側の画像で垂直線(鉛直線)として使う場所をクリックし、ついで右側の画像で同じ鉛直線上の位置をクリックします。場所がずれた時はドラッグして位置を修整します。
5-controlpoint

コントール線「0」として設定されます。
6-controlpoint

同様に鉛直のコントロール線を2本追加し、3本としました。
9-controlpoint

次に水平線を2本、同様に設定しました(水平、垂直何れかの方向だけでも補正されます。この場合では水平のコントール線は不要かも、、、)
10-controlpoint

3.最適化(コントロールポイントの)
メニューの下段にある「再び最適化」をクリックして、コントロールポイント間のズレを最小にします(自動です、クリックするだけ)。
11-controlpoint

実施結果をみると鉛直(垂直)線の誤差は少ないけど、水平線では少しズレがでている。
12-controlpoint

4.スティッチャーで書き出し自動設定
パノラマエディター画面で「スティッチャー」タブを選び、「画角を計算」「最適なサイズを計算」「切抜きを画像に合わせる」を順にクリックして自動処理を行う
30-controlpoint

5.切抜き範囲を設定
最後に画像範囲を手動で設定する(広めに書き出して置き、後で画像を見ながらGIMPなどで画枠を決めるため)。
基本画面にて「切抜き」ボタンをクリック。
右側と下端にあるスライダーを使って画面全体が表示されるようにして、表示された画面の上下左右の端をドラッグして、出力する画像の範囲を設定する。
20-controlpoint

6.修整画像の書き出し
パノラマエディター画面で、メニューの「Output」→「Stitch」とクリックとして書き出す。後は書き出すフォルダとファイル名を指定するだけとなる。
21-controlpoint

22-controlpoint 23-controlpoint

完成(デスクトップに書き出した画像)
25-controlpoint

比較

比較4

比較5

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