GIMP で自動的にコラージュ写真を作成する(G’MIC- Montage)

GIMP にプラグインG’MIC を入れるとたくさんの加工ができます(G’MIC については導入・インストーなど既にブログにしてます)。ここでは G’MIC の 「Arrays & Tiles 」(画像整列とタイル化)にある「Montage 」を使います。
下図は「Montage 」を使っての「メジロとスズメ」のモンタージュ画像です。例-3メジロ-IMG_2741

「Montage 」はコラージュ写真(本稿ではモンタージュ写真)を自動的に、またカスタマイズして作成することができます。今回のブログ説明のためには、モンタージュする素材写真としていろんなサイズ(横740 Px から231 Px )の縦横比も異なる33枚の画像を使いました。
1-素材画像
自動でのモンタージュ
3-素材画像2-素材画像

1.GIMP にモンタージュする素材写真読込み、G’MIC の Montage を開く
最初の1枚を読み込み、続いて残りの写真すべてをレイヤーとして読み込む。
4-素材画像5-素材画像G’MIC を開き、「使用可能なフィルタ」から「Arrays & Tiles 」の中の「Montages 」を選ぶ
6-素材画像7-素材画像

2.Montage を使う
1)Montage Type
モンタージュ方法は6種類あります。
10-Type
①Auto
すべてのレイヤー画像を自動的に合成します。
11-Type12-Type
②Horizontal、Vertical
画像を単に横か縦に並べるだけのものです。並ぶ数に限りがあるようですので、ここでは4つのレイヤーで試してみました。後述するように Merging Mode を Aligned にすれば画像のオリジナルな形を活かした形で並びます。
13-Type-H14-Type-H
③Horizontal Array、Vertical Array
縦横組合わせたモンタージュになります。素材のレイヤーを5つにして分かり易くしてみました。
15-Type-HA16-Type-HA
④Custom Layout
並べ方や画像の位置を操作者が任意に設定できる方法です。並べ方は Custom Layout 欄に記載します。Custom Layout に「V(H(0,1),H(2,V(3,4)))」と書き込んだ場合のモンタージュ画像は以下のようになります。
17-Type-HA
以下 Custom Layout 記載内容によるモンタージュ作成例を示します(この文法はよく分からないので、何とか使えはしますが、解説は省略します)。
CustomLayoutの例1CustomLayoutの例2
CustomLayoutの例6CustomLayoutの例3CustomLayoutの例8CustomLayoutの例5
なお「R」の文字を入れると90度画像が回転します。
CustomLayout-R2CustomLayout-RCustomLayout-RRCustomLayout-RR2

2)Merging Mode(合成方式)
Scaled と Aligned の二つがあります。Scaled では素材画像のサイズが揃えられる方向で並べられますが、Aligned では素材画像のサイズが活かされる形でモンタージュされます。
22-merging20-merging21-merging3-素材画像2-素材画像

3)Centering / Scale ( 作成画像サイズ)
モンタージュ画像のサイズを変えることができます。枠内の数字「0.5」が標準で「1」で2倍弱に拡大、「0.5以下」では小さな画像となります。
25-merging28-merging27-merging26-merging

4)Padding ( 画像に隙間を付けます)
モンタージュされた各画像の周りに隙間を付けます。ピクセル値で指定します。
Padding を10 Pix に指定すると隣接する画像間ではその2倍の20ピクセルの間隔となります。
29-merging30-Padding

5)Frame(px) & Flame Color
モンタージュされた各画像に色の枠を付けます。枠の幅はピクセルでしてできます。また枠の色も設定できます。
32-PaddingPadding で隙間を付けた状態で更に色枠(幅20Px 、緑の枠)を付けてみました。
33-Padding

6)Angle  & Angle Variations  
画像に傾きを与えます。全画像に一定の傾きを与えることもできれば、各画像にランダムな傾きを付けることもできます。
35-AnglePadding で隙間を、更に緑枠を付ける設定で、全画像に45度の傾きを与え、加えて角度のバリエーションは100でモンタージュしてみました。傾きは枠ごとではないようです。一番下のモンタージュ図はMotaageType は Auto で Angle Variations を100としたものです。
37-Angle38-Angle39-Angle

7)Cycle Layer  (モンタージュの各画像を入替える)
モンタージュの各画像を自動的に並び替える機能です。通常は「0」ですがこの数値を変えるとモンタージュの並びや順番が変わります。気に入ったモンタージュにするため「 Cycle Layer  」の値を変えて試してみることのできる便利な機能と思います。
ここではMontage TypeをAuto とし、緑の枠を付けて、「 Cycle Layer  」の値を「255から―255」まで変えてみました。
40-Cycle
255XYZ 200XYZ125XYZ 62XYZ

31XYZ0XYZ-25XYZ -65XYZ-120XYZ -128XYZ -200XYZ -255XYZ

8)Revert Layer Order 
Revert Layer Order の頭にチェックを入れるとモンタージュ画像の順番を反転します。「Custom Layout {V(H(0,1),H(2,V(3,4))) }」のモンタージュで試してみると、0,1,2,3,4レイヤー(画像)でモンタージュされたものが、チェックを入れると31,30,29,28,27レイヤーとなっています。
Revert Layer Order-2

9)Output As
モンタージュを単一の1枚のレイヤーとして作成するが、素材画像と同じ数のレイヤーとして画像毎に分けて作るかを決めることができます。
レイヤーを分けてモンタージュを作れば、各画像の位置を変えたり、傾きを変えたり、サイズを変えたりして自分のイメージに合ったように変えられるので大変重要な機能と思います。
50-Revertモードが Custom Layout 、そのレイアウト記述が V(H(0,1),V(2,H(3,4))) を例に Multiple Layer でモンタージュを作ってみた。5枚の画像に相当する5つのレイヤーで作成された。
51-Revert例として、この画像ではあまり意味はないけど、上図のモンタージュ画像の各レイヤーの位置、大きさ、傾きを変え、更に境界をボカしてみました。満月を真ん中に持ってきて感じは少し変ったと思います。
52-Revert

10)入力/出力
入力レイヤーは「すべて」、出力モードは「現在のレイヤー」とするのが一般的と思います。
60-Revert

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例-3メジロ-IMG_2741

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