GIMP のレイヤーはレイヤーモードを設定して画像を加工・修正することができます。
レイヤーモードは38個ほどありますが、私が普段使うのは「スクリーン」「オーバーレイ」「加算」など僅かな効果のみです。
最近「HSL color」モードを使い、口紅をきれいにすることを本で見ましたので、色空間座標を基にしたレイヤーモードについて書いてみました。
色空間にはRGB空間、HSV空間、HLS空間、LCh 空間(HLS座標を極座標としたもの)などあるようです(次の画像は Google の画像検索から借用)。
LCh 方式 RGB方式
ここではカラーバーとグラデーション画像を使い、
GIMP の色空間を利用したレイヤーモードの効果を調べて見ました。
下図は今回使ったカラーバーとそのグレイスケール画像です。
以下レイヤーモードを変えてのカラーバー画像などへの効果画面を一覧表にしてますが、直観的に効果がイメージできず、実際にフォトレタッチの場で使うのはなかなか難しそうです。
1.赤グラデーション画像でカラーバー画像で加工する
(赤グラデーションにレイヤーモードを設定)